U・I turn
金沢エリアで働く-社員インタビュー
Profile
富山市出身で、大学で心理学を学ぶために上京。東京で学生生活をおくるなかで「心にゆとりをもって働くなら地元・北陸がいい」と考えるようになり、また、より専門的な資格取得の目的もあって地元・富山の大学院に進学した。学んだ心理学の知識をマーケティングに活かしたいと、ヤマトクに入社。新卒採用としては5年ぶりとなる。
新卒1年目。実践のなかで仕事を習得
入社後して現在2ヶ月半、研修で全部門を回って全体の業務を把握し、マーケティンググループに配属されたところです。いまは仕事を覚え慣れることに精一杯ですが、5年ぶりの新卒採用ということもあり、先輩方にはとても手厚く指導していただいています。それだけに期待の大きさを感じるので、「塚原さんに教えてよかった」と思ってもらえるよう、その期待に応えねばと思っています。
就職は、学んだ心理学の知識を活かせる分野へ
進学で東京に出てからの、ヤマトクへの就職。その経緯を教えてください。
東京の大学に進学して心理学を専攻し、その後、地元・富山の大学院に進んで、国家資格である公認心理士になることを目標に勉強を続けました。ですが将来を考えたとき、このまま専門の道に進むことは自分には合わないと考え、心理学の学びを活かせるマーケティングの分野に方向を定めて就活をしました。富山と距離や感覚的にも近い石川でマーケティングの募集をしている企業を探し、そこで見つけたのがヤマトクです。
「面接用のスタイル・言葉」ではなく、自分の言葉で対話
数ある選択肢のなかから、ヤマトクを選んだ理由はなんでしょう?
気になる企業には積極的にアタックし、説明会や面接を受けながら絞っていきました。そのなかでヤマトクは、最初からインパクトが強過ぎました(笑)
会社見学会に参加したときに、社長自ら、雨のなか駐車場に出て私たちを出迎え案内してくださったのです。その斬新さに驚くと同時に、社長のお人柄に触れ、また期待感が伝わり心を掴まれました。
面接も、他社と比べて特徴的。始まる前からフランクな雰囲気で、面接特有の緊張感がありませんでした。だからといって決して“ユルい”ということではなく、その雰囲気があったからこそ「面接用のスタイルで、面接用の言葉をしゃべる」のではなく、自分の言葉できちんと対話ができたように思います。
とはいえ最後まで「本当にこの会社でいいのか、後悔しないか」という迷いはありましたが、それでもヤマトクに決めたのは、他社と比べて不安感が少なかったことと、最終的な決め手は“直感”です。
入社が決まって、ご家族の感想はいかがでしょう。
会社のHPを見た父が、「リユース業界は右肩上がりだから、やりがいもあるだろう。頑張りすぎずに頑張れそうな社風が良いね」と言いました。
もともと私が心理学に興味をもったのは当時の父の病がきっかけで、父のように苦しんでいる人やその家族の支えになりたいと思ったからでした。その夢を全うできなかったという歯がゆさがあるなかで、新しい道を応援してくれる家族の言葉は温かく、心に沁みました。「お父さんもこう言ってくれているし、家族も応援してくれているから、きっと大丈夫」と、家族の言葉は私にとって何よりのエールに。時々実家に帰って会社の先輩の話や研修のことを伝えると、「楽しそうにやっているね」と安心してくれています。
部門間に壁はなく、人間関係もフラット
そんなヤマトクに入社する前と入社後とでは、何かギャップはありましたか?
面接の段階から多くの方が関わってくださっていたので、ヤマトクで働く方々のリアルな様子が伺え、自分が働く姿がイメージできていたんです。そのため入社前と入社後とのギャップはほぼありませんでした。
新社屋は部門の間に壁がなく、すべてがオープンですが、同様に、人間関係もフラット。解放的なスペースで、違う部門の方と気軽におしゃべりをしながらお昼ご飯を食べています。
東京と地元。心に余裕をもって働くには
同級生の多くは東京で就職したと思いますが、東京への未練はないのでしょうか。
上京時は「一度は東京ぐらしを体験したい」というあこがれもありましたが、東京は、学生時代は満喫できても、働くことには不安がありました。満員電車での長い通勤時間、お給料の半分は家賃で飛ぶだろうし、気持ちをリセットできるような環境もない。生きていくだけで心が疲弊しそう。だったら地元・北陸で働きたいと思ったのです。
いまの生活は、朝、好きな音楽を聴きながら車で悠々と通勤。周囲は緑にあふれ、リラックスして働ける環境がある。そして休日はしっかり遊んでリフレッシュ。欲しいものはネットで買えるし、都会にはときどき遊びに行けばいい。私が描いていたのは、心に余裕のある、自分らしいくらし方。それが実現できていると感じています。
「自分が自分らしくいられる場所」をイメージして
IターンやUターンでの就活や転職を考えている方に、メッセージをお願いします。
東京で就職した学生時代の友人が、今の仕事が合わないといって泣きながら電話をしてきたことがありました。ストレスから心を病む子や、退職代行サービスを使わざるを得ない人も多いと聞き、胸が痛みます。
私はまだ新人なので理解できていない部分があるかもしれませんが、ヤマトクの風通しの良さや居心地の良さは先輩方を見ていても確かなので、ここなら大丈夫だと確信しています。役職にかかわらずコミュニケーションを重視する方ばかりなので質問がしやすく、皆さん私が“なっとく”するまで説明してくださいます。
もちろん単に仲良しということではなく、仕事の疑問や要望を伝えやすい環境ができているということです。でも逆に、一人で物事を遂行したいタイプの方には合わないかもしれませんね。
心と向き合う学問を続けてきただけに、メンタル面の健康の大切さを感じています。
私は、学生時代の夢とは違う道を選びましたが、新たな楽しさややりがいを感じているので、これが今の答えだと思っています。就活中はいろんな情報が氾濫していて、混乱したり、迷ったり、何を重視していいのかわからなくなりますよね。そんな時は原点に立ち返り、「自分が自分らしくいられる場所とは」をイメージし、そこにマッチする環境を探してみてはいかがでしょう。
誇れる私でいられるように、頑張りすぎずに頑張っていく
社会人、そしてヤマトク1年生として歩み始めた塚原さん。これからの目標を聞かせてください。
今は学ぶことばかりですが、ただ教わる立場に甘んじず、自分の頭で考え、ほかの人にはない視点で見る目を養い、新たなものを創造していくというのが目指す人物像です。そのなかで、これまで学び培ってきたことが活かされるかもしれない。心理学の学びを、自身の強みにしていければいいなと思っています。
会社の説明会で、強く印象に残っていることがあります。ヤマトクは、「福利厚生の面など、まだまだ大企業には及ばない。ですが、ないものは作っていこうという考え方です」と、会社のいい面だけでなく、弱い面も隠さず話してくれました。それが私には「一緒に作っていこうよ!」というメッセージに聞こえ、もうそこからチームの一員になっていたように思います。
会社の方々や家族、なにより自分自身が誇れる「私」でいられるように、頑張りすぎずに頑張っていきます。
インタビュー 2025年6月現在