U・I turn

金沢エリアで働く-
社員インタビュー

30代を前に将来を考え、
ワクワクできる場所を
探しました。

Iターン

2017年入社

営業本部 | マネージャー

森田 周悟

Profile

東京で生まれ育ち、大学卒業後は転勤・出向で愛知県、福井県へ。遠距離婚から始まった家族との別居生活や、今後のキャリアプランを考えたとき、30代を前に転職・移住へと踏み切った。夢は、ヤマトクを第一想起ブランドに成長させること。平日は“誇れる会社”を創るべく奮闘し、週末は山へ、海へ。家族と趣味のアウトドアを満喫している。

マネージャーとして、事業の要である部門を統括

営業本部のマネージャーとして、商材ごとに分かれている複数の部門を統括しています。
ヤマトクはネット型のリユース業を展開していますが、そこで私は、営業戦略の立案・実行、各部門のマネジメント・評価、数値管理(売上・収益)などの業務を担っています。

ライフステージの変化を機に、30代を前に転職を決意

東京出身で、大手自動車メーカー勤めから石川に転職した経緯を教えてください。

私は東京・町田市出身で、大学まで地元で過ごしました。新卒で自動車メーカーの総合職に入社したのですが、全国のディーラーへの転勤・出向がある仕事で、愛知で6年勤務し福井へ移動。そこで転職活動をして、ヤマトクに入社しました。

実は愛知にいたときに、地元である石川県で働く妻と結婚し、遠距離婚をしていたんです。北陸への転勤を希望したのですが、ニアミスで隣の福井へ(笑)。子どもが生まれ、今後も転勤生活を続けられるだろうかという不安と、30代を前に新たなことにチャレンジしてみたいという思いが募り、ライフステージの変化を機に、妻が住む石川での転職を決意したのです。
転職先として特に業種や職種では絞らなかったのですが、仕事は人生の一部。「ワクワクできるか」は大きなポイントでした。

売るための人間から、任される人材へ

人生の岐路における決断。ヤマトクを選択した理由はなんでしょう?

エージェントに、「ユニークな会社だよ」と紹介されたのがきっかけです。面接は、「仕事とお金と私生活、優先順をつけるならどれ?」といった価値観について話し合うなど、一風変わっていました。
そして、話を聞きヤマトクを理解していくなかで、「裁量が大きい」という部分に大きく惹かれました。いままで「あなたは車を売るための人間だ」と言われていたのが、そうではなく、「会社として利益を得るためにどうするかを、あなたに任せます」と言われたようなもの。そこに、気持ちが大きく動いたのです。

入社後は、企画部(※当時)に配属。社内の組織を整えるために内部改善を進める部門で、社内外のあらゆる仕事に関わりながら試行錯誤を重ねました。“何でも屋”さん的な立ち位置で全体の業務を覚え、営業本部 第1グループ(ゲーム商材)のリーダーを経て今に至ります。

“よそ者扱い”されることがない地域性

奥様の地元とはいえ、馴染みのない地に住むことに抵抗はありませんでしたか?

前職でも、毎回転職して違う土地に住むような感覚だったので、新天地への抵抗は全くありませんでした。むしろ私は、変化を楽しむタイプかもしれません。とはいえ、土地土地によって、風土も違えばそこに住む人の気質も違うので、相性が合うかどうかを心配する気持ちはよくわかります。

石川は、都会といなかの良い部分が混在しているというか、人間関係も、ほどよい距離感が保てる部分がいいなと思いました。国内外からの観光客が多く慣れているということもあって、“よそ者扱い”されることがないんです。これは、移住者にとって大きなメリットだと思います。

石川に移り住み、くらしはどう変わりましたか?

私はアウトドアが好きで、最近は家族でキャンプにはまっています。東京ではキャンプ場に行くだけでも大がかりだし、別居住まいの時は、当然そんな余裕はありません。
でも今なら30~40分で山でも海でも行けます。のんびり準備して昼頃出発、テントを設営して夕方からBBQ、近くの温泉に行って早めに就寝。翌日はゆっくり帰っても昼には家に着き、午後は翌日に備えて休むといった、夢のような生活が叶っています。

大学の仲間や昔の同僚には、「ライフワークバランスが取れているどころか、なんならライフに寄り過ぎ!」と羨ましがられますね(笑)

自分の頭で考えたことが尊重され、実現できる

入社後に知った、または感じたことはありますか?

社内には上下左右の壁がなく、気持ちのうえでも距離が近いことですね。上層部の方とも他部門の方とも、日常的に意見を交わすことができます。これは規模ではなく会社風土によるもので、その風通しのよさは強みだと感じました。
また、入社直後は「レールが敷かれていない」ことに驚くことが多かったですね。自分で決めなければならないことが多く、それは当然責任を伴うので容易なことではありません。手探り状態ながらも「よし、やってやろう!」と奮い立たせる、その繰り返しでした。

ヤマトクは自社のカルチャーを大事にする会社ですが、だからといって合わないものを排除することはありません。
突き詰めるところは徹底して突き詰めますが、一方で余白もきちんと用意されていて、その割合が都度変わるんです。このバランスがなんともおもしろい。自分の頭でしっかり突き詰めて考え、それを尊重されること。
そして、それを自分の力で実現できる土俵があること。それはまさに転職時に私が求めていたものでもあり、その魅力は代えがたいものがあります。

キャリアパスやキャリアチェンジ、事業開拓まで道は多彩

今後の夢について聞かせてください。

私の夢は、ヤマトクを「石川県といえばこの会社」という第一想起ブランドにすることです。働き方、カルチャー、事業すべてを自他ともに高く評価でき、ここで働く私たち全員が誇れる会社にしたいですね。私も含め、なにも一生ヤマトクで働かなくてもいいと思っているんです。
ほかにやりたいことができたら、別の道に進むのもいいでしょう。その時「ヤマトクいてよかったな」と思える会社であれば、結果的には会社にとってメリットのはずですから。

もちろん辞めなくても(笑)、キャリアパスやキャリアチェンジの道もありますし、新しいことへのチャレンジには、周りを“なっとく”させさえすれば全面的に後押しする会社です。「なんで?」と突き詰められはしますが、最初に否定はありません。また、たとえ結果的に失敗しても、叱られることもない。みんなで“なっとく”したことなら、それを糧とする度量があります。

最後に、転職を考えている方へのメッセージをお願いします

どの業界にもいえることですが、「現状のままでの安定」はありません。事業拡大・開拓のきっかけを常に求めていて、大きな課題としています。新卒も含め、これから入社してこられる方たちには、そういう新しい風を吹き込んでほしいと期待しています。

ヤマトクは2025年に新社屋になりました。ですが、サグラダ・ファミリアではありませんがヤマトクに“完成”はありません。できあがったところや決まった仕事に就きたい方には厳しいかもしれませんが、新境地に挑戦しようという冒険心を持った方、新たな分野を切り開こうという創造力を持った方なら、きっとワクワクし続けられます。
一緒に、次のヤマトクを築いていきましょう。

インタビュー 2025年6月現在